Aloftホテル堂島周辺の地図をグラフィカルに表現
近代から江戸期の古地図風マップに
グラフィカルな地図が立体になり、街の中へ入っていく
現代のAloft堂島周辺の風景をデジタル万華鏡のように表現
絵と絵の間にさまざまなトランジションを考えました
堂島米市場の浮世絵を模したイラスト表現
堂島米市場の浮世絵を、人物は同じ配置のまま現代風にアレンジ
設計段階の3Dイメージ。旗がなびく印象を表現する複雑なカタチ
複数のLEDパネルで立体的に構成。
天井からいくつもの支えで吊るしています
23時以降は光をおさえたナイトモードに入り、モノクロでゆったりした雰囲気を演出
受付上部に設置された6.3m×2.7m×0.7mの巨大なデジタルアート
「堂島」という歴史ある街のアイデンティティをどうやってデジタルと融合するのかが非常に難解かつ、興味深い挑戦でした。 デジタルアートはもちろん、他では見たこともない「形状」のLEDデジタルサイネージ(モニター)は特注仕様。海外に制作を依頼し、調整に調整を重ねた力作です。ホテルのフロント上部にふさわしいシンボリックでインパクトのある巨大なサイネージは、ぜひ現地でリアルに体験いただきたい作品です。モノトライブとしてもはじめての挑戦となった「デジタルアート」の企画とデザインは、非常に刺激的な体験でした。
クリエイティブディレクション、映像ディレクション、プランニング 阿部
「ホテルのエントランスに巨大なサイネージを配置してアートを表現をしたい」という要望にまず「堂島という場所にちなんだ表現が個性づくりに必要だ」と感じました。米市場が発展した江戸時代の堂島では、米相場などの情報を旗を用いて伝える「旗振り通信」という手段が用いられていました。そこにインスピレーションを得て、「なびいた旗のような形状のサイネージで、現代に歴史を伝達する」というコンセプトを立案。サイネージでは珍しい変形での表現にチャレンジしています。2Dや3Dと表現手段も様々に、川での交通が盛んになり色街としても発展したという堂島の歴史の変遷を、江戸時代の浮世絵や古地図をはじめ多彩な映像で表現し、アートに昇華しました。
アートディレクション、映像ディレクション、プランニング 河合
エントランスから入ってすぐの場所で流れる映像であり、また数年単位で使い続ける想定であることから「ホテルの顔としてのインパクト」「ずっと見ていても飽きのこないデザイン」の両方が求められました。堂島という土地の持つ歴史と、アロフトグループが持つ先端的でアーティスティックな部分を共存させた映像を作るために、社内でいくつものアイデアを作り、映像としての美しさも兼ね備えるデザインとなるように試行錯誤を重ねました。また、変形LEDパネルの形状を生かした演出など、ここだけのデザインにもこだっています。
映像ディレクション、動画編集、イラスト、プランニング 板垣
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