田中ウィメンズクリニック 様

サイト制作
  • Webサイト
  • ブランディング
  • 運用

紡がれた歴史と思いを未来へと伝え
新たな縁と結び付きを育むサイトに

「安全なお産」を日本に普及させたい、と完全無痛分娩をはじめ

様々な活動に取り組まれている『田中ウィメンズクリニック』さま。
モノトライブは2013年のWEBサイトリニューアル以来、更新をお手伝いしてきました。
2020年、田中康弘院長が88歳を迎えられたのを期に、勇退を決意され、

約50年の歴史に幕を下ろして閉院されました。
その閉院直後、田中院長と総務部山本さまにお話しをおうかがいする機会をいただきました。


■取材させていただいた方

院長
田中康弘さま

総務部
山本睦子さま

■歴史と思いが、より伝わるサイトをつくりたい

阿部

2013年のサイトリニューアルに始まり、更新作業を7年間にわたって担当させていただきました。とても長い期間おつき合いをさせていただきましたが、院長にお会いした日のことはまるで昨日のように鮮明に思い出せます。

田中院長

『日本マタニティフィットネス協会』のサイトを担当していただける会社を探していて、紹介を受けてモノトライブに来てもらったのでしたね。

阿部

協会サイトのサーバ移管や更新のお話をしていたのですが、田中ウィメンズクリニックの歴史や完全無痛分娩のお話、院長の思いなどをお聞きする中で、気がつくと「リニューアルしましょう!」と熱く提案してましたね(苦笑)

田中院長

私もクリニックのサイトは刷新したかったんです。作ってからずいぶんと時間も経っていたし。PC向けの横に見るサイト構成を、時代に合わせてスマホ向けの縦に見る構造に変えたかった。なによりクリニックのあたたかさを感じられるサイトにしたかったのです。

阿部

院長はウェブのシステムや技術のお話をしても、すぐに理解していただける。お考えも、今ではなくこれから先の未来を見すえてのものばかり。話すほどにアイデアが次々湧いてきて。提案が楽しかったです。

山本さま

予算が限られている中で、様々な凝った提案をしていただきましたね。

阿部

田中ウィメンズクリニックで生まれた方が、成長されてここでお産をされるという驚きのお話も聞き、もっともっと完全無痛分娩の素晴らしさ、院長の思い、そして田中ウィメンズクリニックで生まれた縁や結び付きが伝わるサイトにしたいと、私自身も思うようになったんです。

田中院長

私が取り上げた方を「田中チルドレン」と呼んでいますが、47年続ける中で、2代目の田中チルドレンが生まれる。そんな他にはない結び付きや縁がたくさん生まれる特別な場所になりました。

阿部

クリニックの大きな魅力のひとつですね。たくさんある魅力からコンセプトやデザインを考え、「3代お世話になられた方や妊婦の方、新生児を撮影させて欲しい」と無理をいって調整していただいたり…。

山本さま

クリニックのためにこだわってくださるのが伝わってきました。撮影をお願いすると、みなさん快く応じてくださったのが嬉しかったですね。ご協力いただいたみなさんには後から写真をお渡ししたんですが、「とっても良い笑顔の写真ですね」とみなさん喜んでくださいましたよ。

佐藤

モノトライブのメンバーも白衣を着たりして、撮影に参加したのもいい想い出です。

■共に歩み、新たな歴史を重ねていった7年間

阿部

できあがったサイトはたくさんの笑顔が集まり、あたたかい雰囲気の、クリニックの魅力を表現したサイトになったと感じています。メインカラーであるピンク色は、看護部長の強いこだわりでしたね。モノトライブからはブルー基調のデザインを提案していて、かなり何度も議論したのを覚えています。

田中院長

スタッフも思い入れやこだわりが強いんですよ(笑)

阿部

こだわりがあるお客さまとのお仕事は私たちも嬉しいものです。そのこだわりをよりよく表現するにはどうしよう、とすごくポジティブに頭を悩ませられるので。サイトをリニューアルされて、どんな感想がありましたか?

山本さま

議論が熱かったこともあり、院内の満足感は大きかったですね。見やすいし、あたたかみも感じられますし。

田中院長

当院は紹介や口コミでいらっしゃる方が多いのですが、「サイトを見て」という方も増えたようです。

山本さま

産院を調べている方にとっては、WEBサイトがそのクリニックの第一印象となることも多いでしょう。クリニックの魅力をしっかりと伝えていただけたからこそ、そこからの来院が増えたのだと思います。

佐藤

リニューアルから7年間、更新も担当させていただきました。主に私と山本さまのやりとりで進めていましたが、いかがだったでしょうか?

山本さま

お産をされたお母さんたちのメッセージ、クリニックのトピックス、院長放談、産後クラブの更新、予約情報など毎月いろいろお願いしていましたね。

佐藤

担当させていただいた7年だけでも、すごい数の田中チルドレンが誕生していて、更新のたびに「すごいところだなあ」と再実感していました(笑)

山本さま

サイトのことは分からないことが多くて、質問をしたりお手数をかけたりしたかと思います。また、お子さんやお母さんのお顔の掲載がNGだったり、いろいろ細かくお願いもしました。そのひとつ一つに丁寧に対応いただけたと感謝しています。

佐藤

お写真を送っていただけるたび、楽しく作業していました。お子さんの写真にはパワーをもらえますね。お母さんの声や院長放談、トピックスなどで成長された田中チルドレンのお話が出ると「子どもってあっというまに成長するなあ」と。実はちょうどリニューアルの時期に自分にも子どもが生まれて。つい自分と重ねてそんな風に思ってました(笑)

田中院長

実は約50年で15000人を取り上げたんですよ。それだけの縁がこのクリニックで生まれたんですね。

佐藤

そんなに!少しでもそのお手伝いができたのは誇らしいです。

■生まれた縁を、未来へとつなぐために

山本さま

サイトのおかげでクリニックで生まれた縁をしっかりと残せることができました。

田中院長

私たちとクリニックに関わった人たちにとって、大切なものをつくっていただいたと感じています。

山本さま

これもまたモノトライブさんと出会えたという、縁があったからこそですね。

阿部

私も企業を訪問したり、経営者の方と知り合った際に「田中ウィメンズクリニックのサイトを制作したんだね」「田中ウィメンズクリニックってすごいよね」なんて声をかけていただくこともあるんです。そうやって生まれた新たな縁もありますね。

田中院長

クリニックで生まれた子どもたちが様々な分野で活躍しているので、そのチルドレンたちとの縁もそのうち生まれるかも知れませんね。私は田中チルドレンの多くが社会で活躍し、これからの世の中をもっと良くしてくれると、非常に期待しているんです。

阿部

ぜひそんな方たちとの縁に恵まれ、お手伝いができればいいなと思いますね。院長はこれからどうされるのですか?

田中院長

理事長をしているマタニティフィットネス協会をより盛り上げ、マタニティビクスを普及させたいと思っています。そしてクリニックは閉院しましたが、これまでの軌跡をしっかりと後世に残したいと、書籍を作っています。タナチルサポーターズ(クリニックで生まれた子ども達とその家族が中心に集まったチーム)がクラウドファウンディングでその資金を集めてくださったんですよ。

阿部

クラウドファウンディングで!やはりアンテナを広く張ってらっしゃいますね。今年で88歳になられたということですが、おつかれさまではなく、益々の活躍をご期待していますという言葉でしめくくりたいです。そしてこれからもぜひ、いろいろお手伝いをさせていただければ嬉しいです。よろしくお願いします!

取材日:2020年9月18日
場所 :田中ウィメンズクリニック
※撮影時のみマスクを外して行いました

医療法人社団 田中ウィメンズクリニック(現在は閉院)

産科施設の分娩様式として、硬膜外麻酔による無痛分娩を日本で初めてスタート。約50年間で15000人を取り上げた実績を誇る。2020年、惜しまれつつ閉院。

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