なんでもそうですが、継続は大事ですね。
モノトライブのブログをはじめて、ちょうど1年くらい経ちました。
メルマガでも配信しているこのブログですが、結構お客様にも見て頂いているようで、
嬉しい限りです(涙)。
最初に書いたブログのネタが焚き火で着火させる時に使う「フェザースティック」でした。
というわけで、今回はこの1年でフェザースティックがどのくらい上達したのか、という経過報告っす。
継続は力なり。それではいってみましょー
★2020年版と2021年版の比較
はい。これが、去年との比較です。
パット見でも見た目が結構違うと思うのですが、指矢印のところ見てもらえるとわかると思いますが、去年のものはかなり大雑把な感じで、だいぶ厚めに削れてますね。フェザー部分の細さもかなり太めです。今見ると、これで火がちゃんと着いたのが不思議です(苦笑)。
それに比べて、2021年進化版の方は「くるくる」がかなり強くなって、かなり薄く削れてめくれているのがおわかり頂けるでしょうか?
削る距離も長くし、細さも一本、一本細く仕上げているので、「くるくる」のカールが立体的になって、中に空気が入りやすく火が燃え移りやすい構造になりました。
★何が変わった?
今あらためて、去年との違いを考えると、無駄な力が入り過ぎていたのだと感じます。要するに、回数こなすことで、無駄な力が抜けたというのが、一番変わった点かもしれません。
前回の時も書きましたが「鉋(かんな)をかける様に」削るというのは、頭ではわかっていてもなかなか実践できていなくて、強い力で削るので、木に厚く、深く刃が入ってしまい、結果、「不完全くるくる」なフェザースティックになっていました。
無駄な力を抜いて、ほとんど「そえるだけ」の状態。これはかのスラムダンクでもゴリが桜木花道に教えるシーンで言ってましたね。小手先でこねくり回すのではなく、無駄な力を抜いて、そえるだけ。花道もそれを頭で理解するのではなく、体で体現できるようになって、山王戦のあの最高のシーンにつながるわけですよ(思い出すだけで泣けるシーン。スラムダンク31巻参照)あの巻は時が止まったような、今でも忘れられない、感動と体の中を走る電気を感じたのを覚えています。
スラムダンク映画化の話しがtwitterで流れた時は歓喜でしたね…(感涙)。
※出典:スラムダンク 単行本31巻(井上雄彦先生)から引用させて頂きました。本当に最高のマンガです。
完全に話しそれましたが、要するに「それるだけ」な感じで力を抜くのがコツなんだと思います。
ナイフを入れるというよりも「木を引く」感覚の方が近い感じ。
★他にもちょい進化
はい、これ。
これはなにかというと、園芸用のスコップです。何に使うのかというと、
この矢印のところに、さっき削ったフェザースティックを組んであって、そこに以前紹介したファイアースターター(火打ち石)で火をつけていくんですけど、ここにむかって正確に火を移すのが本当に大変!一般的には別の場所で火種(麻ひもとか、まつぼっくりとか)に火をつけて移すんですけど、どうしてもフェザースティックだけで焚き火に火をつけたいという謎の執着心からずっとここにむかって火種投げてたんです。そこで、考えたのが、さっきのスコップです。
この角丸型のスコップ(amazonで2000円弱くらい)の上に、フェザースティック削る時に出る削りカスと、火種用に削ったものを画像のようにモリモリにして、ここにファイアースターターで火をつけて、組木した矢印の開口部に持っていくという作戦。
これが、超便利!めっちゃ簡単に火はつくし、開口部に安全に火種を移動できす!!!
よかったらぜひやってみてください♫
というわけで、最後は最近ハマっている焚き火のスーパースローモーション映像でお別れです!!
see you again♪
この記事を書いたのは
CREATIVE DIRECTOR,CEO
阿部 悌久
クライアントとシンクロし、 同じ目線で違う視点から考える
人をこよなく愛する、モノトライブの族長。個性豊かなメンバーを招集し、ものづくりの系譜を編んでいる真っ最中。
得意とするのは、徹底的なヒアリングを通して課題を発見し、企業や経営者の潜在的な魅力や未来の方向性を探り出すこと。モヤモヤを把握し、情報整理して「クライアントの脳みその中」を具現化します。
ジャンルはボーダレス。企業経営のアドバイスや理念策定、ブランディングなど、これまで大手ナショナルクライアント、大学やアウトドアプロダクトの開発まで多岐にわたるプロジェクトを担当。
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