ローテーブルを作ってみた
こんにちは!
モノトライブのプランナー
「なにやらせても なんとかする」がキャッチコピーの
しょうへいです。
モノトライブは今期で10年目
あたらしいタグライン「Let’s Try!」を掲げました。
そこで、今回のLet’s Try!は「キャンプギア なんとかする」です。
緊急事態宣言も解かれ、家族で全員の趣味であるキャンプにようやく行けそう。
そこでキャンプで活躍するローテーブルを作ることにしました。
せっかくなら、キャンプ場で設営した時にテンションが上がる、シャレオツアイテムにしたい!
とデザインをあれこれ頭の中でこねくり回し、テーブルトップはヘリンボーンにすることに。
ヘリンボーンは、こんな感じ。端材などを組み合わして作る工法です。
設計&下準備
まずはイラレで簡単な設計図を描きます。
これによって、使う木材のサイズ、木片の数がわかります。
170mm x 63mmの木片を72枚!多いなぁ…
さっそく、ホームセンターに木材を買いに行きます。
1 x 3(ワンバイスリー)という規格品の木材なので比較的安価に手に入りました。
制作開始
設計図通り170mm x 63mmサイズにカットしてもらいます。
ノコギリだとかなりしんどかったはず。カットサービスに感謝ですね。
カットした木材を家族全員で3色に塗り分けます。
子どもも楽しみながら、手伝ってくれました。
間違えないように設計図をにらみながら、ボンドでベニヤ板に接着。
なんかもう、この時点でテンションあがる!
早くこのテーブルを使って、キャンプ場でコーヒーをのみたい!ビール飲みたい!!
スペアリブとかなんかそういうの食べたい!!!
「ジグソー」という電動工具で、はみ出た部分を大胆に、かつ慎重にカット!
思い切りが大切。失敗も「これもまた味」と受け止め切れる器が求められます。
味って便利な言葉や…。
仕上げ
キレイに切れました!よかった……。一番緊張した作業でした。
トゲが刺さらないように紙やすりでバリを処理します。
フチを濃い色のニスで塗装して、切りっぱなしのヘリンボーンを引き締めます。
フチをつけることで、全体的なまとまりが出ました!
テーブルの形に!
脚は、取り外せるようにパイプジョイントを利用。
折り畳みの機構を作るのは大変ですが、これなら着脱も簡単!
いよいよ完成です!
まさか……失敗?
なんか…すっごい…ぐわんぐわん……。
「これくらいなら大丈夫ちゃうか?」と言い聞かせるしょうへいと
「どう考えても無理でしょ」と厳しい声を上げるしょうへいのせめぎ合いが…。
結果、許容範囲ギリギリではなく、余裕でアウトでしたので、
せめぎ合いは2秒くらいで終わりました。
急遽、鉄パイプに穴をあけ、
キャンプで必ず使うといっても過言ではない「パラコード」を使ってテンションをかけ、
剛性をサポートします。
そのための金具も追加(一個100円)。
今度こそ完成です!
しっかり脚も固定され、むしろパラコードによってキャンプ感が増したデザインになったと思います!
アクセント!そうそう、これアクセント!!
まとめ
大変そうだと思っていたことが、意外とあっさりクリアできたり、
想像すらしていなかったところでつまづいたり、
やってみて気付くことも多かった今回のDIY。
自分で作ったテーブルだからこそ、作業工程が甦り、特別な愛着が湧いてきます。
なんでも買える今の時代。ものの価値を再認識するいい機会になりました!
何の気なしに買ったペンや、ノート、調理道具も
どこかで頭を悩ませながら作った人たちがいると思うと、大切にしたくなりますね。
「つくる」行為は様々な気づきを与えてくれるので、お出かけがなかなかできない期間、
お子さんがいる家庭の「おうちじかん」としても、大変おすすめです!
まずはやってみる。ほんと、これ大事。
Let’s Try !
この記事を書いたのは
PLANNER
中岡 翔平
なにやらせても、なんとかする
好奇心旺盛で、「興味が湧いたら飛びこもう!」がモットー。
紙・web・写真・映像など、幅広い媒体を扱い、知恵と工夫でカタチにする男。
ものづくりの現場を経験してきたからこそ、現場とクライアントをスムーズにつなげ、“つくれるプランナー”として企画から納品までをスムーズに進行します!
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