はい!
ハカセこと板垣です!
さて、前回はスクラッチアートに挑むも、リサーチ不足による自業自得によって
手痛い失敗をかましてしまったワタクシであります。
しかし、諦めない!
今回、改めてリベンジしたいと思います!
今回は、前回のような失敗はしません。
なぜなら、既製品を使うから!!
ということで、前回のブログにも書いたように、
さっそくスクラッチボードをポチりました。
「紙」と「アクリル板」の二種類があったので、
せっかくなんで違いを確かめてみたい、と両方ポチります。
ふんふん、紙のほうはA4で、アクリル板は50cm角の正方形ね、
ナルホドナルホド……。
そしてスクラッチボードが到着
2日ほどして製品が届きました。
どれどれ、さっそく開封~。
なるほど、これが紙製のスクラッチボードね。
当たり前ですが、自分で塗るよりもはるかにキレイ。
既製品は美しいですね~。
でも、一緒に注文したはずのアクリル板が見つからないな……?
……ん?
んん?
んんん!?
……あーー!
50センチ角じゃなくて……
……50ミリ角ぅーー!?
……いや、いいんですけどね。
よく考えてみたら、50cm角のアクリル板って結構でかいのに、
やたら安いなとは思ったんですよ……。
商品名が「スクラッチボード50角」ですからね。
単位が書いてないんで、cmだと思いこんでしまったという……。
まぁ、いま見たら寸法のとこにデカデカと「50×50×1(mm)」と
書いてあるんですけど、ね……。
こんな小さいの、どういう用途で買う人がいるんだろう。
いや、私がいま、こうして買っちゃったわけですけど……。
まぁ、試しに使ってみるには、ちょうどいい大きさなのかな。
まずは小さいアクリル板に挑戦
と、いうことで、気を取り直して、
この小さなアクリル板に描いてみたいと思いますよ!
スクラッチボードと一緒にニードルも購入しました。
でも、高校時代にこんな器具を使った記憶はないので、
千枚通しでも、コンパスの針でも、なんならカッターでも
代用できるとは思います。
さて、このスペースに描けるものは限られてますので、作品というよりは、
どんなもんか描き味を試してみるって感じですかね。
カリカリ……。
アクリルだからなのか、ちょっと針先が滑る感じ。
好みによるんでしょうけど、個人的にはもう少し
引っかかりがないと描きにくいかなぁ。
しかし、これだけ小さいと、あっという間に出来ていいですね!
とりあえず、こんな感じになりました。
スクラッチアートは、
「黒い紙」に
「白い線」で
描いていく描法です。
なので、暗闇の中から、「光に当たる部分」を掘り当てていく感覚。
普通のイラストは「輪郭」を描いたり暗いところを描き込んだりと、
いわば「影を描く」作業であることが多いですが、
スクラッチアートは立体を掘り起こしていく、
彫刻に近い感覚なのかもしれません。
本番!
では、でかい方に挑戦しましょう!
A4のスクラッチボードを買ったんですが、
小さいので試し描きしてみただけでもけっこう大変だったので、
半分にカットしてしまいたいと思います。
びーっと切って……
ぱかっ。
では、いきなり彫り進めていきたいと思います!
所要時間は、1時間くらいでした。
こちらが完成品です!
前回の、わけのわからん失敗作は、ホントはこうなる予定でした。
ぜんぜん違いますね……。
宇宙を題材にしようと思ったのは、描き込むのが大変そう……
というのが最初から分かっていたので、
黒い部分の面積が多くても成り立つ題材にしたいなと思ったからです。
どうでしょう?
もっともっと描き込んでいってもいいとは思いますが、
まずはお試しの意味を込めて、ここらへんで終わりにしてみました。
紙とアクリルの両方を試してみた印象としては、アクリルのほうが線が細い……
というか、ちょっとラインが繊細になりすぎて、
ベタ塗りっぽい表現が苦手かもしれないな、と感じました。
紙のほうが、メリハリのある線が引けます。
かわりに、紙のほうが、ちょっと擦れただけで傷がつくというか、
気を使いながら作業する必要がありそうです。
ちなみに、完成した作品をそこらに放置しておくと
どんどん傷がついていってしまいます。
ですから、作品ができあがったら、早めにパウチしておくと
いいと思いますよ。
細かい部分を描き込んでいくときは、
なかなか先に進まなくて気が遠くなりそうでしたが、
気づけばアドレナリンがドバドバ出ておりました。
たーのし~いぃ!
ポチったボードがまだあるので、また改めて、再チャレンジしたいと思います!
お疲れさまでした!
前回の作品はこちら
「スクラッチアートに挑戦」
その他の画材も扱っています!
この記事を書いたのは
ENGINEER,ILLUSTRATOR
板垣 央
コードもイラストも。 かくことにはかかせません。
使用しているのはHTML/CSS/JS/PHPなどで、主にフロントエンドを担当。
美大出身・10年以上のデザイナー経験を活かして、デザインチームのサポートも行っています。
なかでもイラストは得意分野。精密なイラストから水墨画、水彩、マンガのイラストまで、業務・趣味問わずいろいろ描いています。
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