こんにちは!
何やらせても何とかする
しょうへいです。
突然ですが、僕の車は古いです。
2000年に生産が終わった、
立派な旧車でございます。
ちなみに僕のラシーンは、1998年製。
当時、「僕たちの、どこでもドア」というキャッチコピーとともに
コンパクトRVとして販売されました。
今で言うところのSUVにあたる車種でしょうか。
ドラえもんとのタイアップCMで割と有名だったようです。
その時は小学生なので記憶にはありません。
もしかしたら、知っている方もいらっしゃるかも。
ご縁あって手に入れた、
お気に入りの車です。
なんせ古いので、ちょいちょい整備が必要ですし、燃費はリッター7キロくらい。最近の車と比較すると、かなり悪いと思います。
それでも、今の時代にはあまり見かけない、カクカクしながらも、どこか愛嬌のあるデザインが数あるデメリットを超えて所有欲を満たしてくれます。
乗り始めてから、スピーカーを積み替えたり、ホイールを履き替えたり、配線類を整理したり。愛を持ってラシーンと向き合ってきました。
愛着は手を入れるたびに増していきます。
かわいいんですよ?十分好きなんですよ?
でもね、ずーっと引っかかっているものがあったんです。
それは、色あせた塗装。
何より、この赤は自分らしくない気がしていました。
しょうへいは調べました。全塗装の金額を…。
塗装屋さんにお願いすると、どれだけ安く見積もってもウン十万はかかりそう。
あと何年乗れるかわからないし、そもそもそんな予算は家族会議をパスできるわけがありません。
悩んだあげく、結局これです。
「自分で何とかできるんちゃうん?」発動。
やってみましたDIY全塗装!
本職の方の塗装をやるには
スプレーガンやら、コンプレッサーやら
巨大な塗装ブースなど、いろんな道具と大きな場所が必要です。
でも、しょうへい宅にはそんなもの
一つもございません。
だから、ぼくは刷毛とローラーで塗ることにしました。
耳疑いますよね。車塗装にコロコロ!?失敗覚悟で強行します。
近隣に迷惑がかからないように、車にも塗れるという、においの少ない水性塗料を購入。
前置き長くなりましたが、ここから作業の紹介に入ります。
まず水性塗料が剥がれないように、ボディの塗装をサンドペーパーで擦っていきます。
要はそれなりに艶のあるボディを、傷まみれにするわけです。
初手から狂気。
後戻りできない感で溢れてます。
サンダーを使って、本気で磨きます。
振動で磨ききるより先に、僕の腕が動かなくなりそうでした。これ、骨にクル…!
「おまえ…絶対やりきれよ、最後まで。」
ラシーンが睨みを効かせてきます。
砂漠帰りな感じに…。ごめんね。
全体に傷をつけ終わりました!
後戻りできない時って、達成感より「どうしよう…」が先に来るんですね。知りませんでした。
塗りたくないところは、とにかくマスキングしていきます。この工程が仕上がりを左右するといっても過言ではありません。やったことないけど、そんな気がします。
フェンダーなど、部分的にマットブラックにしたいので先にラッカースプレーで吹いておきます。塗膜の厚い「シリコン入り」。
ちなみに、油性・水性を使い分けする場合は、ラッカーが水性塗料を溶かす場合もあるので、先に油性塗料です。
さぁいよいよ塗っていきましょう。
塗料はタカラ塗料さんのミルクティーベージュ。
うまそうかよ。
ローラーにミルクティーをひたひたして塗り塗り。
お、思ったよりいけそう!
いけるいける…けど
天気が良すぎて乾く速度が尋常ではありません。
乾いた塗料がこびりつきます。
晴れでもテンション下がることってあるのね…。
傷が先か、腕が先かの競争の次は、
塗るが先か、乾くが先か。
ゆっくりやらせてくれよ!
苦戦しますが、汗だらだらでやりきります。
なんかもう、手もベタベタやし
写真撮る暇なんてないしで、記録としては不十分ですが、
なんやかんやで塗り終えました!
マスキングを剥がして完成です!
………かっけぇーー!!
フェンダーや、バンパーなどのマットブラックが
全体の印象引き締めます。黒正解。
我ながらよくできた!よくやった!
そして二度とやるか!
でも、ずっと気になっていた塗装を遂行できたことで、さらにラシーン愛は強まるばかり。
うん十万を2万円ほどでやりきれました!
安く抑えてボディカラーを変更したい方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
万人におすすめは全くできませんが、苦労を楽しさに変換できる人にはいいかもしれません!
必ず「気づき」が生まれるDIY。
そのまま経験値として帰ってくるので、
やってみる精神は大事!本気で遊ぶ!
Let’s Play!
この記事を書いたのは
PLANNER
中岡 翔平
なにやらせても、なんとかする
好奇心旺盛で、「興味が湧いたら飛びこもう!」がモットー。
紙・web・写真・映像など、幅広い媒体を扱い、知恵と工夫でカタチにする男。
ものづくりの現場を経験してきたからこそ、現場とクライアントをスムーズにつなげ、“つくれるプランナー”として企画から納品までをスムーズに進行します!
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