こんにちは!
ディレクターのレイチェルこと小笠原です。
普段は案件の進行管理を中心に社内外の皆さまとお仕事しておりますが、 絵を描いたりアニメ制作など自分が手を動かしてつくることも好きだったりします。
今回は、私が日頃から絵を描いていて思うことからコミュニケーションのことまで つらつら書いていこうと思います。
遡ること10年くらい
美術を学んできたわけではありませんが、 趣味として落書きやら絵画やらが好きだった私ですが、絵を描いても自分で描きたいから描いているだけで、他人に見せるものという頭なんてありませんでした。
が、ある日なんでかは忘れましたが 自分が描いた絵を誰かにレビューしてもらうことがあって、現物は残ってないんですけど こんな絵でした。
怖い…
これよりももっとおどろおどろしいタッチだったと思います。
私はすごく暗い気持ちで描いたので、暗い顔にしか見えなかったのですが
その人(誰だか忘れました)は
なんか安堵してる顔だね。 と、
え! 逆逆!!! え! どゆこと?! おもろー
私には、その絵は病んでるようにしか見えなかったけど、 レビューしてくれた人はきっと心が穏やかな状態で見たからそんな表情に見えたのではないだろうか?
絵は、見る人の鏡にもなり得るのでは…
他の人はこの絵を見て何を思うんだろう…
と、 この出来事から 自分の描いたものを他者に見せる面白さにハマってしまったわけです。
そんなわけで、確かその2年後に個人的にレンタルスペースを借りて 絵の個展をやったのですが、そこで実験をしてみました。
あえて作品のタイトルは伏せて 来場者にタイトルを付けてもらいました。
こちらの作品↓
そしてやっぱり面白いことに
1つの絵に対して 真逆の印象だったり、制作者の想いとは別のものだったりと いろんなタイトルがつきました。
そんな十人十色なタイトルがコチラ↓
「 謙虚なジャンケン 」
「 優しさ 」
「 ドロ沼 」
「 レナードの朝 」
「 死語硬直 」
「 爪 」
「 人種差別 」
「 一切れのパンを分けよう 」
「 おいで・・・ 」
ツッコミどころ満載!
みなさまの性格やらユーモアやら、その時の心境が滲み出ているようで、 同じものを見てもこんなにも捉え方が違うのかと、 少し感動したのを覚えております。
ちなみに私が制作時に付けたタイトルは
「思い知った気がする」
でした。
この頃の私は何かを思い知ったらしいのですが 何を思い知ったのか今の私は思い出せません。
きっと大変なことでもあったんだと思います。(社会人なりたての頃だったし…)
絵を描くってタイムカプセル的な面白さもありますね。
と、こんな感じで仕事をしながら描いては出してみるという行為を細々と続けているわけであります。
絵からコミュニケーションを考えてみる
私は絵を描くこと、見せることから、ものごとを多面的に感じてみる、考えてみる事の面白さに気がついたわけですが、
この「ものごとを多面的に考えてみる」ということ
これって普段の生活やお仕事、コミュニケーションの中でも大切にしたいことだなぁと思います。
(意識しないと忘れちゃうけど)
自分の考えを軸に考えることは大切ですが、 この人だったらどう考えるんだろう?どう思うんだろう?と 他者目線、気持ちで考えて行動することは、相手と分かり合うための第一歩になるんだと思います。
そしてわかり合うことで信頼関係が育まれ、 クリエイティブな業界でいうと良いデザインだったり面白いアイディアがシナジー効果的にぽんぽん出てくるんじゃないかなぁと…。 思うわけでありマス。
そんなことを体現できるディレクターになりたいなぁと、
ここでプチ宣言させていただきます。
この会社で、このメンバーだからこそできる面白く素敵なものを産み出していけるよう 日々精進いたします!
この記事を書いたのは
DIRECTOR
小笠原 玲子
根拠はなくても、いつもポジティブ
イベント企画 / 制作のフィールドから転身してきました。
同時並行で色々考え、無理なく事故なく進行することにやりがいを感じるディレクター。
絵画や動画制作も少々。
円滑なコミュニケーションで良質なクリエイティブにつなげます!
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