こんにちは。
アートディレクター / デザイナーの河合ことスティーブです。
先日、会社の近くにある「国立映画アーカイブ 展示室」でやっている
「MONDO 映画ポスターアートの最前線」を見てきました!
MONDOとは映画ポスター・カルチャーを代表するアート集団。
映画の宣伝用ではなく、アーティストが自在に映画を解釈した「もう一つのポスター」というコンセプトでそのジャンルを確立しているようです。
近くにあって気にはなっていた建物なのですが、なかなか入る機会がありませんでしたが、
今回の展示は見てみたいポスターのビジュアルが並んだメインビジュアルに一気に引き込まれました。
やはりメインビジュアルの強さって集客に大切だなと感じました。。
映画・ポスター・印刷物が好物な方は絶対におすすめです!
入場料も250円と破格なので、気軽に入れます。
シルクスクリーンで刷られたロットNo.入りのポスターがずらり!
映画のDVDなどに入っているポスターとまったく違う角度から映画を解釈したアートで、違うビジュアルがとにかく新鮮です!
かっこいい!!
市販で売られているポスターと圧倒的に違うのはシルクスクリーンによる発色の良さ!!
24色のシルクスクリーンなどもあり、色がいちいち美しいです。
撮影可でsnsなどにも掲載されているので、ここにも写真掲載しますが、ネタバレを防ぐためにポスターの一部の掲載にとどめます。
・このロボコップのポスター、ウィットが効きまくり!美しく組まれたタイポが効いています
・ロッキーのポスターをアールデコ調の装飾デザインで作るとかアイデアが素敵!
・コテコテしたホラー表現イメージのジェイソンさんもデザイナーの手にかかればさっぱりおしゃれに!目のハイライトがドクロ!!
・使うインクもラメが効いていたり、芸が細かい。。
・グレムリンのポスターといえばギズモのビジュアルが多いですが、このグレムリンの顔のアップ、、たまらん!
・ゴーストインザシェルのポスター、これホログラムの紙に印刷していますね。ホロを効かせたいところはインクを乗せずに、とかしっかりとデザインされています
映画はメインで決定する商業用のビジュアルももちろんいいのですが、こういった違う角度から作られるデザインはとても新鮮!
自分の大好きな映画のポスターを思わず探してしまいます。
映画ポスター好きな方は本物をぜひ見に行ってください!
3月27日までです!
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/mondo2021/#section1-1
デザイナーとして、やってみたいジャンルだ!と強く思いました。
久しぶりに良いインプットをさせてもらった気がします!
しかも250円で!(しつこい笑)
ヤフオクでポスター販売してるなぁ。。欲しいなぁ。
この記事を書いたのは
ART DIRECTOR, DESIGNER
河合 慶之
ほんのひと匙のお砂糖のようなデザインを
ほんのひと匙のお砂糖があるだけで
苦い薬も飲めるのよ
ほんのひと匙のお砂糖があるだけで
苦い薬も 簡単に飲める
なんとも愉快な方法で
(メリー・ポピンズ)
そんなひと匙のお砂糖のようなデザインを目指しています。
でも、コーヒーはブラックと決めています。
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