前回、やっと削りましたね。
というわけで、ククササーガ完結編です!(そんな大げさなものではありません)
previously「ククサをつくろう!その2」
https://monotribe.com/blog/kukusa_2/
荒い部分を削って、なめらかに。
また水に一晩つけて、やわらかくしてから削ります
まだ、カタチが決まっただけで、まったくもってなめらかさがないので、ここからまたひたすら削っていくのですが、今度は「ふち」の部分やガタガタと凹凸のある部分をできるだけキレイになるように削っていきます。ここでは主に親指てこ削りが多かったですね。
動画にも書きましたが、途中夢中になりすぎて手元写ってないっていうね…。
やはりヤマザクラ硬いので、結構手が腱鞘炎なるレベル(たぶん慣れてないからもあります)で削った結果、
はい、こうなりました。
前回から比べて、かなり角がとれて、なめらかな印象になりました。
とくに、今回のククサづくりは、取手になる部分の木材に限りがあったので、あまり思う通りのカタチ(2つ穴が空いてる、いわゆるククサっぽいカタチ)とかにはできなかったのもあるので、持ちての「なめらかさ」にめっちゃこだわったのです。
この後もうちょい荒削りの作業をしましたが、
ここからは磨き工程です。
普通にAmazonで500〜800円くらいの紙やすりです。目が10サイズ入っているというのがとっても◯
この状態で、今回は
400番×6回
500番×6回
600番×4回
800番×3回
という順番でかけていきました。
家帰って、夜な夜な400番→500番をかけまくりました。
この時点で結構つるつるしはじめてはいたのですが、まだまだ
荒かったので、最後の仕上げに600→800をかけていきます。
(400→500の変化の写真を取り忘れていたという…)
この作業している段階で3日目です。
動画に写っている作業台は
ブラックアンドデッカーというアメリカのブランドで電動工具とかでは世界トップシェアの会社のなんですが、見た目もカッコいいんですけど、テーブル部分を稼働させてバイス(万力)の機能がマジで便利です。BOSCHでも似たようなもっとすごいのあるんですが、値段が4倍くらいしたので、これで。というか、これで十分使えるし、カッコいい!!(この作業台を買ったということは、完全にウッドクラフトにハマったということで、次回新章スタートです)
横道それましたが、
だいぶつるつるです
さぁここまでくれば後は本当に最後の仕上げです。
蜜蝋(ワックス)を塗る
今回、使用したのは「woodfood」という日本製の蜜蝋ワックスで全部天然素材で作っているらしく、口に入れても大丈夫なんだそうです。
これを塗ってから、5分ほど乾かして、余分な油分を引き取ったら終了。
というわけで、やっと完成しました!!
見てください、この照り(爆)今回はとにかくなめらかさにこだわったと書きましたが、だいぶ期待どおりのなめらかさが出て、大満足です。
特に取手部分のアールといい指馴染みの部分の持った時のトゥルトゥル感。もーたまりません。
持ちやすいように、持ち手を少しダウン傾斜にしているのもポイントです。
今回はキットを使って作ったのですが、とにかく「ウッドクラフト」に完全にハマりました(笑)。
ククサで完全に火がついてしまい、次回からキットとかではなく、無垢材から切り出す感じで
もうちょいレベル上げてチャレンジ予定です!!
乞うご期待♪
次回、
新章スタート!今度は無垢材?
電動工具、マジ楽しいね!
木材でもイケるのかな?本当にイケンの!?
の3本立てです♪
次回もまた見てねーじゃんけ…
この記事を書いたのは
CREATIVE DIRECTOR,CEO
阿部 悌久
クライアントとシンクロし、 同じ目線で違う視点から考える
人をこよなく愛する、モノトライブの族長。個性豊かなメンバーを招集し、ものづくりの系譜を編んでいる真っ最中。
得意とするのは、徹底的なヒアリングを通して課題を発見し、企業や経営者の潜在的な魅力や未来の方向性を探り出すこと。モヤモヤを把握し、情報整理して「クライアントの脳みその中」を具現化します。
ジャンルはボーダレス。企業経営のアドバイスや理念策定、ブランディングなど、これまで大手ナショナルクライアント、大学やアウトドアプロダクトの開発まで多岐にわたるプロジェクトを担当。
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