前回、まさかの削らずに終わるという、展開でしたね。
おまたせしました。削りますよ、めちゃくちゃ削ります。今回。
もし、前回のブログまだご覧なっていない方はらこちらからどうぞ。
previously「ククサをつくろう」
まずは、デザインを考える。
ククサといっても、いろいろなカタチがあって、どんなカタチにするか、めっちゃ悩みました。
Pintarestで検索したら、すごいいろんなカタチが…。
一番ポピュラーなカタチはこんな感じ。
KUKUSA.jpさま(https://www.kuksa.jp/)出典
そもそも、今回のキットがの「柄」になる部分がだいぶ低い(高さがない)ので、
上記のようなポピュラーなカタチのククサは難しかったのもありますが、
悩んだ挙げ句、今回は、こんなカタチにしようと思います。
まだ完成形は見せない。
さすがに、いきなり削り始めるわけにもいかないので、こんな風にガイドを書いていきます。正直この時点では自分でもよくわかってないです。想像はできているけど、本当にこういう風に削れるのか、だいぶ不安な状態です。
さぁ!削るよ。
削るのには、この「ウッドカービングナイフ」というナイフを使います。ちなみに「カービング」は曲がるではなく「彫刻」の方です。もうひとつの
この「フックナイフ」というナイフもありますが、今回は結局ほぼ使いませんでした。これは削るというよりは「ほじくる」という感じで使うナイフなので、最初からカップの深い部分が削れている今回はあまり出番がありませんでした。
削り方にも種類がある。
ウッドカービングナイフを使って削っていくわけですが、そもそもこのナイフは普段フェザースティックなどで使っているナイフよりも刃渡りが短く、鋭角な感じのナイフで、持ち方、削り方もいつもとは全然違います。
参照:UPIアウトドアプロダクツククサ 説明書
1.腕削り
2.親指てこ削り
3.胸当て引き削り
4.親指際削り
主な削り方がこの4種類だそうで、今回僕は「1.腕削り」で外周を削り、「2.親指てこ削り」で細かい部分の細工をして、親指際削りはで外周の整える部分を削っていく感じになりました。3.胸当て引き削りは結果使わずでしたね。
引っ張りに引っ張ったけど、削るよ!
かなり長いので、今回はタイムラプスで。タイムラプスだとさくさく削っているように見えますが、さすがはサクラ。かなり硬かったです。2日間、計6時間くらいは削っていましたが、両腕超筋肉痛でした。はじめての削りだったので、湿らせてからちょっと時間をおいて削り始めてしまったのも失敗でしたね。次の日、湿らせてすぐに削り始めたらかなり削りやすかったです。
というわけで、ここまで削って一日目終了で。結果、こんな感じ。
まだまだ全然削れていないけど、これで大体2時間30分くらいぶっ通しで削ってました。
今回は無傷でいける!!と思って油断したんでしょうね。左の中指にナイフが…ということで
初日はこれで終わりましたww
次回、
やっとカタチが決まったけど、まだまだ…
イエーイ!紙やすり工程のはじまりだぜ!って思ったら…
仕上げは、あんなことやこんなことをするんだね。
の3本立てです♪
次回もまた見てねーじゃんけ…
この記事を書いたのは
CREATIVE DIRECTOR,CEO
阿部 悌久
クライアントとシンクロし、 同じ目線で違う視点から考える
人をこよなく愛する、モノトライブの族長。個性豊かなメンバーを招集し、ものづくりの系譜を編んでいる真っ最中。
得意とするのは、徹底的なヒアリングを通して課題を発見し、企業や経営者の潜在的な魅力や未来の方向性を探り出すこと。モヤモヤを把握し、情報整理して「クライアントの脳みその中」を具現化します。
ジャンルはボーダレス。企業経営のアドバイスや理念策定、ブランディングなど、これまで大手ナショナルクライアント、大学やアウトドアプロダクトの開発まで多岐にわたるプロジェクトを担当。
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