こんにちは。エディこと小枝です。
そろそろ、「また家の話ね?」となってきた頃でしょうか。
はい。家の話です(笑)
書きたいと思っていたことのリストを回収するまで続きますよ!
では、おさらいです。
①リノベるに教えてもらったこと。(済み)
②リノべるがくれた最高の時間。(済み)
③築47年という年代を聞くだけで
「オンボロマンション」とイメージしてしまうようなこの家を選んだ理由。
④もともと暮らしていたオーナーさんから家を引き継ぐ、ということ。
⑤カジュアルに住む=適当。では決してないということ。
⑥ひとりで住むわけではなく
自分のパートナーと大きな買い物をする、ということになること。
今回のテーマ
③築47年という年代を聞くだけで
「オンボロマンション」とイメージしてしまうようなこの家を選んだ理由。
こちらについてお話ししたいと思います!
案の定、文章が多くなるので写真から先に(笑)
これ、リノベーション前の状態
前のオーナーさんが、すでにリフォームをしている物件でした。
家の中に入ると、大切に使っていたんだなあと感じられたのが第一印象。
本来の姿はこんな感じ。
写真の場所は、もともと和室だったのですが
前のオーナーさんは壁を取り去って洋室にして、広々と使っていました。
これを、今回さらにリノベーションして…
こうなって
こうなって
こうなりました!
配管の都合で、キッチンとトイレの位置に縛りはあるものの
ほとんど真っさらにしてつくり替えました!
どうでしょう。
築47年な感じありますかね。
そう。ないんですよ。(食い気味)
家の中に引き込む配管からすべて新しくしているので、
実際、暮らしているうえでの築年数って、ほぼ感じないに等しいです。
築年数が古い=マイナス?
自分を例にあげると、
家探しをする時って間取りと並ぶくらいの重要度で、築年数を意識します。
築年数でなにが分かるのか。
シンプルに言うと『劣化』具合です。
私には、今までの家探しで決めていた小さなオキテがありました。
「自分の年齢より上の築年数の家は選ばない」
なんとなくの目安にすぎませんが、
個人的な経験上、
築年数が古いと室内がどんよりしていたり
共用部の汚れが目立ったり
と選ぶには勇気のいる建物が多い印象でした。
「新築一択!」なんて思っていた時期もあったり。
「自分の年齢より上の築年数の家は選ばない」「新築一択!」と考えていた人間が、
なぜ築年数の壁を大きく壊してこの家を決めたのか、です。
ポイントは、今回は“リノベーション”を前提にした家探しということです。
リノべる。さんに相談にいった日、担当者さんから言われた言葉で、
物件選びをするうえで大きく響いた言葉があります。
「家探しは『管理』がすべてです。」
リノベーションは、間取りや内装・設備の劣化は取り替えがきくので
「個人でメンテナンスしきれない『建物自体』がどのように管理され、
住人がどのように暮らしているのかを見るべき」
ということらしいです。
“『管理』がすべて”をテーマに、色々なマンションを内見した結果、
築年数の経過は、必ずしも建物を選ぶうえでのマイナスポイントにはなり得ないと学びました。
『管理』が建物にどう影響するのか
建物も、人間と同じで『劣化』には抗えません。
人間は、お風呂に入らなければ汚れが溜まりますし、病院にいかなければ内臓の痛み気づかず進行していきます。
建物も、定期的なメンテナンスを受ければ劣化を防げるし、
その『定期的なメンテナンス』が有るか無いか、で建物の寿命は大きく左右されます。
それが、「家探しは『管理』がすべてです」という言葉に繋がるわけです。
そして、私たちが選んだ築47年のマンションは、
建物の前に立った瞬間、分りました。
「圧倒的に、管理がいい!!!!」
物件資料で見ていた情報のイメージだと、もっとオンボロな予想だったので
担当者さんが目の前をスルーしたくらい綺麗でした。(笑)
定期的なエステ、定期的な健康診断、毎日のセルフケア。
一流俳優のように行き届いた『管理』がされていました。
・定期的なエステ→毎日のこまめな清掃、植木の管理、塗り替え など
・定期的な健康診断→安心できる修繕積立金、耐震工事、設備交換 など
・毎日のセルフケア→住人が建物のルールを守って暮らしている など
その結果、マンションが完成してから47年も経っているとは思えないほど
とても綺麗で快適な建物が維持されていました。
いくら室内の設備や内装を新しくしたところで、母体となる建物がボロボロでは永く住むことは難しいです。
しかし、管理が良ければ、建物自体の寿命も保持できていて、永く暮らせる未来が想像できました。
なによりも、47年もの間、見て分かるほどに大切に維持されている建物自体にとてつもなく愛着が沸き、虜になりました。
そのほかにも立地もろもろ、決め手はありましたが
築年数にマイナスイメージをもっていた自分にとって、『管理』を見るというのは新しい学びでした。
最後に
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この記事を書いたのは
DESIGNER
小枝 沙織
小技をきかす小枝です。
生活にかかわるすべてのモノコトに対してていねいに。
日本のおだし文化で育ったからこそ、
見えない素材も大切にかんじ、ゆっくりじっくり表現します。
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