こんにちは、ハカセこと板垣です!
さて、いろんな画材を紹介する私のブログですが、正直なところ、ネタが尽きてきました。
もちろん世界には、知らない画材がまだまだいっぱいあります。Youtubeとかで偶然見かけて、「今度はこれをやってみたい」と妄想している画材もあります。
でも、なにしろ「自分のブログ担当日までに、どっかで買って試さなければいけない」という縛りがあるので、画材屋でいいものが見つからないと困ってしまうわけです(知らない画材を、現物を見ずにネットで買うのはちょっと抵抗があります)。
……と、いう話を、社内でちょっと話したところ、「画材じゃなくて、カンバスを変えてみたらいいんじゃないの」というアイデアをもらいました。
なるほどね!
というわけで、今回は、「靴に絵を描いてみよう!」です。
どんな絵を描くか考える
まず最初に、真っ白い靴を購入。
失敗するかもしれないので、ヒラキで安い靴を買いました。ヒラキはとにかく安いんで、すぐ穴開けてぶっ壊す息子の靴とかを買うのに最適です。
この写真をトレスして、どんな絵を描くのかを考えます。
個人的には、そこそこキモイというか、ちょっとホラー風味と言うか、そういう絵が好きなので、そんな感じのイラストにしよっかなと思っています。
クリーチャー系とか、なんか描いてて楽しいですよね。
単純に生理的嫌悪を呼び起こすようなやつはあんまし好きじゃなくて、キモいなりに美しいやつが好きです。
こういうのとかも考えましたが
今回は、こういう感じのイラストでいこうかな~と決めました。
ペンで描く
さて、実際に描いてみよう! という段取りですが、そもそも靴に絵を描くのって、画材は何を使ったらいいんだろう?
と、ちょっと悩んだんですが、まぁ布に描くので「なまえペン」でよいでしょう。
子供の体操服とかに名前を書くために、家にちょこちょこ転がってるし。
これ、滲んだりしないのかな? という疑問が湧いたので、ベタで塗りつぶしちゃう予定のところに、ちょっと描いてみます。
えーっと……
……よくわからんな……
……ま、いいか!
なるようにしかならんし!
失敗したら、それもネタだし!
ということで、早速ですけど描いていきます。
下書きは(面倒くさいので)しないスタイル。
なかなか、靴の布は目が粗いので、細い線を書くのには向いていません。
ペン画が好きなので細かくカケアミとかで描き込もうかと思ってましたが、これは無理だな、と諦めました。
密度がほしいところはベタを使ってしのぎます。
ベタは「油性なら大丈夫だろ」ってことで、普通のマッキーを使いました。
でも、ベタがある方が全体が締まりますね。
結果オーライ。
完成
そして、できあがったのがこちらです!
どうでしょう?
紙に描くことや、デジタルで描くことは多いですが、布に描くのは学生時代以来という気がします。
決して描きやすい材質ではないだけに、描いてるときには、普段とは違う脳内物質が分泌されている感覚。
紙に描くときには、勢いに任せて「シャッ」と描いちゃうラインも、ゆっくり丁寧に描かないとよれてしまうので、神経を使いますね。
普段、靴に絵を描くことなんてないので、なかなか楽しい経験でした。
このサインペン、一応「耐洗濯性バツグン!」と書いてあるんですが、もしも滲んだら嫌なので(そして取り返しがつかないので)、雨の日は避けて、晴れてる日に履いて歩きたいと思います!
自分でイラストを描いた靴を履いて歩くなんて、なかなかない経験だと思うので、つい人の視線が気になっちゃいますね。
その他の画材も扱っています!
この記事を書いたのは
ENGINEER,ILLUSTRATOR
板垣 央
コードもイラストも。 かくことにはかかせません。
使用しているのはHTML/CSS/JS/PHPなどで、主にフロントエンドを担当。
美大出身・10年以上のデザイナー経験を活かして、デザインチームのサポートも行っています。
なかでもイラストは得意分野。精密なイラストから水墨画、水彩、マンガのイラストまで、業務・趣味問わずいろいろ描いています。
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